H.K / 2008年入社
ものづくりが好きなリケジョが、検査のプロへ。
厳しくも達成感のある検査の仕事。
担当業務について
もともとものづくりに興味がありましたが、最初は検査の仕事についてほとんど知りませんでした。先輩方に教えていただきながら、徐々に知識と技術を身につけていきました。
私が担当している業務は、お客さまからいただいている図面通りに製品が仕上がっているかどうかを確認していく作業なのですが、ミスや抜けがないかを同僚と一緒にチェックしています。
肉眼だけでなく、検査用の精密機器も使って、肉眼だけでは確認できない部分をチェックしていきます。チェック項目は数百カ所にも上り、集中力も必要ですが、品質を保証し、顧客の信頼を得るために不可欠なプロセスです。
仕事との向き合い方
お客さまから3Dデータをもらい、それをタブレットに取り込み、アプリを起動すると正しい線が表れます。その線に合わせて、実際の製品が正しく仕上がっているかを検査し、確認していきます。また、最新鋭の機械を用いることもあるのですが、そのような場合、機械を使った経験者が誰もいません。なので、新しい検査機器を導入した際には、購入先の方に機器の詳しい扱い方やわからないことを確認しながらしっかり取り組み、まず自分が学習し、そのうえで同僚に教えられるようにしています。
検査の仕事というのは、通常、部品検査、出荷検査など同じ作業を2名で担当します。現在は、それ以外にも他の人への指導も行っています。責任重大ですが、やりがいがあります。
入社を検討している方へのメッセージ
現在、育児中ということもあり、8時半から17時の時短勤務の真っ最中です。朝は6時に子どもを起こし、ごはんを食べさせ、幼稚園に送ったあと出社。帰りには、幼稚園と学童へお迎えに行き、子どもとスーパーに立ち寄って帰宅します。以前、子供が病気をした際に、勤務形態を上司に相談し、時短勤務にしていただきました。このように、その人の状況に合わせた柔軟な働き方に対応していただける職場って、とても貴重だと思います。
また、子育てをしている人だけでなく、私のように工業系の学校を出た方や、理系の勉強をしてきた方にもおすすめです。私自身が今ものを作っているわけではないですが、もの作りに携われて、人の役に立つ仕事に誇りとやりがいを感じています。